売られ過ぎた反動もあり大幅高となった

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は上昇した(DJIA +114.67 @26,428.32, NASDAQ +157.46 @10,745.27)。ドル為替レートは105円台後半の先週末比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,736に対して、下落銘柄数は398となった。騰落レシオは82.63%。東証1部の売買代金は2兆3748億円。

TOPIX +27 @1,523
日経平均 +485円 @22,195円

米国株が反発したことと、先週金曜日にパニック的に売られ過ぎた反動もあり、本日の日経平均は大きく反発した。先物の買い戻しが優勢となり急上昇する過程で、先物が割高となったため裁定取引の機会が生じた。割高な先物を売り、同時に割安な現物を買う「買い裁定取引」が行われ、現物株が大量に買われた。円相場が一時1ドル=106円44銭まで円安方向に戻ったことも日本株高を後押しした。先週末比2円も円安方向に振れた大きな要因として市場が注目しているのは、セブンアンドアイが210億ドル(=約2兆2000億円)を投じて米石油精製会社マラソン・ペトロリアムのコンビニエンスストア併設型ガソリンスタンド部門「スピードウェイ」を買収すると発表したことである。しかし、こんな大きな買収をするのだから、発表前に既に資金調達は完了しているはずである。

日経平均の日足チャートを見ると、大きく反発して陽線で終え、上向きの60日移動平均線の上に戻った。しかし、まだ不安定である。

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、水産・農林(2位)、情報・通信(3位)、サービス(4位)、ガラス・土石)(5位)となった。

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