方向感はほとんどなくどちらへ振れてもおかしくない

優利加さん
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昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +160.29 @26,539.57, NASDAQ +140.85 @10,542.94)。ドル為替レートは105円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が769に対して、下落銘柄数は1,321となった。騰落レシオは77.65%。東証1部の売買代金は2兆2659億円。

TOPIX -10 @1,539
日経平均 -58円 @22,339円

米国では7月29日に終えたFOMC後にFRBのパウエル議長が記者会見で、強力な金融緩和を長期間継続すると言ったことで米国株は上昇した。しかし、日本では、本日7月30日に東京都で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は367人となり、1日で確認された人数としては過去最多を更新した。日経平均は2月21~28日以来約5カ月ぶりの5日続落となった。景気回復の遅れが懸念され、売り優勢の展開となった。また、日米企業の決算発表を控えており、市場参加者は積極的なポジションを取りにくいため売買を控えている。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日に続き本日も短い陰線が続き、ほぼ横向きの25日移動平均線をわずかに割り込んでいる。方向感はほとんどなくどちらへ振れてもおかしくないのが現状である。

33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、電気・ガス(2位)、陸運(3位)、鉱業(4位)、銀行(5位)となった。

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