日本株は閑散相場で動意薄。様子見ムード強まる

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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


7月28日 火曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、58円安の22657円で取引終了。
大口買いが連発して10時過ぎには127円高となりますが、上げ幅を縮小させて76円高で前引け。後場は前日値付近で揉み合った後、引けにかけて緩やかに下げ幅拡大。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は1兆9878億円、出来高は10億8836万株。
値上がり銘柄数は、値下がり銘柄数は、変わらずは銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
5業種が上昇、28業種が下落
上昇率の高い順
医薬品、精密機器、情報・通信、非鉄金属、パルプ・紙

下落率の高い順
空運、電気・ガス、不動産、陸運、輸送用機器

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は57、値下がり銘柄数は163、変わらずは5銘柄でした。
上昇率の高い順
第一三共 10.28%高
サイバーエージェント 4.34%高
富士フイルムHD 3.10%高
TDK 2.90%高
トクヤマ 2.48%高

下落率の高い順
三菱自動車工業 12.64%安
日立建機 6.23%安
セブン&アイHD 4.82%安
日産自動車 4.33%安
京成電鉄 3.79%安

〇米国株の反発は買い材料
ダウ平均 0.43%高(114ドル高)
ナスダック 1.67%高
S&P500指数 0.74%高

3指数揃っての上昇は買い材料。
ハイテク比率の高いナスダックが大幅反発したことで、日本のハイテクにもプラス材料。但し、円高が水を差す。

半導体にプラス材料
ダウ構成銘柄では、インテルが2%を超える下落。前週末の暴落(16.24%安)に続いて売られましたが、他の半導体は強い。エヌビディア 2.23%高、クアルコム 4.29%高、マイクロン・テクノロジー 3.14%高、テキサス・インスツルメンツ 1.92%高など。これは日本の半導体関連株にプラス材料。

〇欧州株による影響は限定的
ドイツ(DAX)0.02%高
フランス(CAC)0.34%安
イギリス(FTSE)0.31%安

値動きは小さく、方向感も出ず。日本株への影響も限定的。

〇円高
一時は1ドル105円10銭まで円高進行。早朝は105円30銭まで少し戻していました。前日は、106円の攻防から105円半ばまで円高になるも、日経平均は緩やかな右肩上がりで下げ幅縮小。この展開を踏まえると105円半ばは耐えられる水準になりますが、再度売り材料になる可能性もあると考えていました。


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