金銀の価格が上昇している。急上昇と言って良い。
金については少額積立等をやっているだけなのでどうにかする予定はないが、銀については、今まで貯"銀"していた分がある。
穏やかな上昇ならばそのままホールドだったが、今回は急上昇、それも先物主導での上昇の可能が高い。
なので、ほんの少し試し売りで利食いした。
先物主導の上昇は一体何を引き起こすのか。
高値になれば、家庭から銀製品や銀貨が貴金属ショップに売りに出される。
つまり地上在庫が一時的に増える。
(実際、海外で銀貨の買取が増えているそうだ。これはコロナによる収入減のための現金確保の目的もあるらしい。)
しかし、今はコロナの影響でどこの国も財政出動。インフレ懸念は拭いきれない。
インフレ対策としての金銀の価値は無視できない。
普通に考えれば、短期的な急上昇のあと、調整を経て地固めし、ゆるやかに上昇というストーリーだ。
しかし、今回の銀の急上昇がどこまで続くかはわからない。
なぜなら、2011年は今以上に駆け上がったからだ。
NY銀先物の価格が、2016年の上値を超えたこと念頭におきつつ、
今後の推移を見守ることにしよう。