米国の財政政策第4弾(210兆円)はまだ織り込まれていない

優利加さん
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先週末の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -62.76 @26,671.95, NASDAQ +29.36 @10,503.19)。ドル円為替レートは107円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,320に対して、下落銘柄数は771となった。騰落レシオは92.52%。東証1部の売買代金は1兆6776億円。

TOPIX +3 @1,577
日経平均 +21円 @22,717円

新型コロナウィルスの感染第2波が警戒されることから米株価指数先物は軟調に推移した。しかし、ワクチンの開発期待や日銀によるETF買い観測が本日の株式相場を支えた。2020年4~6月期の国内企業の決算発表を前に積極的な売買はなく、小動きだった。

日経平均の日足チャートを見ると、株価は横ばいの10日移動平均線および上向きの25日移動平均線の上で推移していることから上振れしやすいと見る。

今日、注目すべき記事が出た。これが実行されれば株価をさらに上げるはずだが、今日の株価の動きにはまだ織り込まれていない。実現可能性が低いと見ているようだ。「トランプ米政権と議会は7月中にも追加の新型コロナウイルス対策を発動する方針だ。第4弾となる財政出動で、7月以降の支援策の期限切れなどに対応する。米政権は既に約3兆ドル(約320兆円)の財政出動に踏み切ったが追加対策はさらに2兆ドル(約210兆円)規模に達する可能性がある。」https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61693940Y0A710C2MM8000/?fbclid=IwAR0RLFSmu6GtRxGkDsU_w8IAQ-p9E_rUfsEmWZsi0wJiTIuMIKK08i8oRfU

33業種中16業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、機械(2位)、電気機器(3位)、ガラス・土石(4位)、医薬品(5位)となった。

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