10日移動平均線が25日移動平均線を下から上抜け

優利加さん
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昨日の米国株は途中まで大幅高となっていたが終盤で急に失速した(DJIA +10.50 @26,085.80, NASDAQ -226.60 @10,390.84)。カリフォルニア州が新型コロナ感染の再拡大を受けて、レストランなどの屋内営業停止を決めたと報道されたからだ。ドル円為替レートは107円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が814に対して、下落銘柄数は1,263となった。騰落レシオは72.75%。東証1部の売買代金は1兆9778億円。

TOPIX -8 @1,565
日経平均 -198円 @22,578円

昨日大きく上げたことの反動や上海株をはじめとするアジア株全般が下げたことを受けて、本日の日本株全般は売りが優勢となった。また、米中の対立激化を懸念されて株式相場の重しとなった。ポンぺオ米国務長官が「南シナ海の大半に地域にまたがる中国の海洋権益に関する主張は完全に違法だ」と批判したため、中国の反発は必至と見られる。

日経平均の日足チャートを見ると、下げて短陰線となった。しかし、10日移動平均線が25日移動平均線を下から上抜けしてゴールデンクロスとなった。フォーメーションとしては三角保ち合いが続いている。

33業種中26業種が下げた。下落率トップ5は、水産(1位)、空運(2位)、陸運(3位)、サービス(4位)、鉱業(5位)となった。

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