三角保ち合いを下放れしそうな動き

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -361.19 @25,706.09, NASDAQ +65.88 @10.558.39)。ドル円為替レートは106円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が193に対して、下落銘柄数は1,935となった。騰落レシオは70.61%。東証1部の売買代金は2兆4589億円。

TOPIX -22 @1,535
日経平均 -238円 @22,291円

海外だけでなく日本国内でも新型コロナウィルスの感染が再拡大している。東京都では本日7月10日、新規感染者数が240を超えて過去最高となり、人々がまた外出自粛をして景気回復が遅れるのではないかと不安になった。中国株も安くなった。ETFの分配金を支払う原資を作るための換金売りも株式相場を押し下げた。さらに、良品計画の米子会社が破産法を申請したことも相場の重しとなった。

日経平均の日足チャートを見ると、再び25日移動平均線と10日移動平均線の下に沈み込んだ。フォーメーションとしては三角保ち合いを下放れしそうな動きとなった。

33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、証券(2位)、不動産(3位)、その他金融(4位)、パルプ・紙(5位)となった。

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