日経平均とダウ平均は似たような需給関係

情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


7月10日 金曜日


日本株について
本日の日経平均株価は、238円安の22290円で取引終了。
前場は小安いところで揉み合いますが、後場に下放れすると右肩下がり。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆4589億円、出来高は13億3791万株。
値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は1935、変わらずは43銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
上昇した業種はありません。33業種全てが下落

下落率の高い順
鉱業、証券・商品先物、不動産、その他金融、パルプ・紙

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は21、値下がり銘柄数は202、変わらずは2銘柄でした。
上昇率の高い順
ファミリーマート 7.06%高、カシオ計算機 1.81%高、第一三共 1.51%高、大日本印刷 1.43%高、ソニー 1.39%高

下落率の高い順
シチズン時計 5.37%安、三井不動産 5.08%安、東急不動産HD 5.04%安、国際石油開発帝石 4.84%安、三菱自動車工業 4.44%安

〇米国株安が売り材料
ダウ平均 1.39%安(361ドル安)、ナスダック 0.53%高、S&P500指数 0.56%安
ハイテク比率の高いナスダックは連日の高値更新ですが、需給面が悪化していることから先行き警戒感あり。これは日本株への売り材料。

〇欧州株の下落も売り材料
ドイツ(DAX)0.04%安、フランス(CAC)1.21%安、イギリス(FTSE)1.73%安
3市場揃って下げ続ける展開は売り材料。フランスとイギリスは3営業日で3%を超える下げになっています。

〇円高株安
朝のドル円相場は1ドル107円20銭ほど。その後、少しずつ円高が進み、後場には107円を割り込みました。
円高は株売り要因。専門用語では、円高株安、円安株高と言われます。但し、為替と株は連動することが多く、為替が先か株が先か分からないことも多いです。

〇奇しくも、米国株と似たような需給関係
1、大きな節目と大きな壁が上値抵抗に

2、アイランドリバーサル

3、ダブルトップになる可能性あり


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