三角保ち合いを上放れ

優利加さん
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先週末の米国株式市場は休場だった。ドル円為替レートは107円台後半の先週末比やや円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,888に対して、下落銘柄数は244となった。騰落レシオは89.72%。東証1部の売買代金は1兆8013億円となった。

TOPIX +25 @1,577
日経平均 +408円 @22,714円

6月の企業の景況感や自動車販売などの景気指標の改善があったが、そこへ中国政府系メディアが株高を支持する論説を展開したことが加わり、中国の景気回復期待が高まって上海株が全面高となって大幅に(5.71%)上昇した。上海総合指数は3,300台を回復し、2018年2月以来2年5カ月ぶりの高値をなった。さらに、米国株価指数が時間外で上昇していたことも好感され、日本株に買い安心感が広まった。

日経平均の日足チャートを見ると、6月29日から5日連続で10日および25日移動平均線の下に沈み込んでいたが、本日、両移動平均線の上に再浮上した。同時に6月8日を起点とする三角保ち合いを上放れした。

33業種中全業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、海運(2位)、鉄鋼(3位)、非鉄金属(4位)、機械(5位)となった。

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