「バランスシート」について簡単に書きたいけど、長文かも・・・

パラちゃんさん

こんばんわ!  





競馬のMY予想は、明日にでも書きますが・・・  

今夜は「投資に関するMYブログ」を書く事に致しまーす!  

アハハハ





大きな資金の流れに関する動向を知る為に、中央銀行、特に米国

のFRBに関するバランスシートについての報道もありました。 


現在の米国中央銀行(FRB)に関しての「バランスシート」の

状況について、ロイターが、一昨日(7月2日)に報道した内容

とは、下記の通りです。  





[2日 ロイター] 

 米連邦準備理事会(FRB)のバランスシートは1日までの週に

7兆0600億ドルと、前週の7兆1300億ドルから縮小し、

5月中旬以来の低水準となった。減少は3週連続となる。

一方、新型コロナウイルスの打撃を受けた中小企業の資金繰りを

助けるための「メインストリート融資制度(MSLP)」での融

資は、まだ行われていない。

通貨スワップ協定に基づく外国中銀へのドル供給は、約500億

ドル縮小し、5週連続の減少となった。

レポファシリティーの利用も減少しており、610億ドルと、昨

年9月にFRBが短期金融市場への介入を再開して以降で、最低

水準となった。


以上でーす!  

アハハハ


つまり「バランスシートを縮小させていた」と言う事になります。 



 



企業決算等の貸借対照表で、知られているバランスシートですが、

中央銀行のバランスシートに関する内容等を把握して、相場状況

の流れを読む日本の個人投資家は少ないかも知れませんが、企業

短信などの把握で、銘柄の値動きを読むのと同様に、実に重要な

指標なので、先ずは「バランスシートの奥が深い難しい内容」を

「出来る限り簡略」して、書く事に致します。  

アハハハ!



バランスシートとは、企業決算等にも使われる「貸借対照表」に

なります。 

現在の「資産と負債」の状況を、別々に表示して、全体の状態を

表す書類になります。  

米国中央銀行のFRBが保有するほとんどの資産とは「国債」に

なります。 


つまり、国の借金ですよねぇ~  


FRBは、リーマンショックや、景気の後退局面では、量的緩和

政策を実施して、景気を回復させる金融政策を度々行いました。


日本でも「日銀のマイナス金利政策」は、景気を回復させる対応

なので、日本の株価が「1万円割れ」となった後には、量的緩和

政策として、黒田バズーカ砲を放つ事により、株価回復にも至り、

企業が元気になった経緯があります。  

アハハハ!!


FRBも、日銀でも、自国の国債を買って、市場に大量の資金を

供給する対応で、株価も、企業の新たな設備投資も促して、経済

活性化に繋がりました。 



但し、新たに大規模な景気後退が起きると、国債を保有し続ける

と言う対応だけでは、次の対策が出来ない状況にも繋がります。

その為に、景気の回復期に入ると、国債の購入量は減らしながら、

次の景気後退に備える対応も始まります。  





国債の保有を減らすのは「バランスシートを縮小させる」と言う

意味になります。  


国債の保有を減らせば、国債の価格は下がります。

国債の価格が下がると、金利は上昇する事になります。

当然ですが、通貨にも大きな影響が発生を致します。

国債を買うのを減らせば、通貨は上る事になります。


現在の為替では「ドル/円」が、大きな円高になっては行かない

大きな主因としては、FRBが自国債の保有を減らしているのが、

一因にもなっていると考えられます。  





多くの日本人は、コロナウィルスの影響で、米国の経済もかなり

落ち込むと考えている方々が多いのですが、先日の米国雇用統計

では、市場の予想を上回る雇用回復が確認されて、日本での報道

とは、かなり違うニュアンス報道が米国では、報道されています。 



日本人の国内目線や、国内報道だけで、相場と向き合うと、訳が

解らなくなると言う、愚痴を溢す方々が増えるのですが、海外勢

目線で、冷静に、楽しく相場と向き合うと・・・   





これ以上は、もう私が書かなくても・・・

相場に興味のある皆様方の「想像される通り」ですよねぇ~  

先ずは、大きな資金の流れを読む為の、ご参考まで。  


 


アハハハ!!!

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