TOPIX -20 @1,539
日経平均 -166円 @22,122円
東京都の1日当たりの感染者数がまた増加傾向にあり、新型コロナウィルスの感染第2波を警戒して売りが優勢となった。また、香港では「香港国家安全維持法」が成立し、米中対立が激化することも懸念される。さらに6月の日銀短観で大企業製造業の景況感を示す業況判断(DI)が11年ぶりの低い水準に落ち込んだことも株式相場を下押しした。
日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線が上向きの25日移動平均線を明確にデッドクロスし、3日連続で株価は25日移動平均線の下に沈んだままである。6月8日を起点とする三角保ち合いはどうやら下抜けしそうな雰囲気になってきた。
33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、医薬品(1位)、繊維製品(2位)、不動産(3位)、ゴム製品(4位)、パルプ・紙(5位)となった。