東京証券取引所が9日発表した10月第1週(9月29日-10月3日)の投資部門別売買動向(東京・大阪・名古屋3市場、1・2部と新興企業向け市場合計)によると、外国人が2週連続で売り越した。売越額は3734億円で、前の週(1721億円)を大幅に上回り、過去2番目だった3月第2週(9226億円)以来の規模に膨らんだ。根強い米金融不安を背景に米ダウ工業株30種平均は9月29日に過去最大の下げ幅(777ドル)を記録。週間で817ドルの下落となった。外国人は日本株の換金売りを進めた結果、日経平均株価は週間で955円の大幅下落になったとみられる。