TOPIX -2 @1,628
日経平均 -87円 @23,091円
米国株は大幅続伸したが、日経平均は小幅反落した。昨日の25日移動平均線乖離率が5年7カ月ぶりに10%を超えたため、短期的な過熱感が高まっている。連日で戻り高値を更新してきたが、流石に今日は利益確定売りがやや優勢となったが、下げ幅は87円と小さい。円相場が円高方向に動いたことも売りを誘った。2月下旬以降大きく売られた後リバウンドしてきた鉄鋼、海運、銀行などのバリュー株が売られた。
日経平均の日足チャートを見ると、コロナショック前の高値保ち合いレンジ内まで戻ってきたが、今日は小休止となった。しかし、株価サイクル3の局面(着実な上昇)が続いている。
33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、海運(2位)、非鉄金属(3位)、ガラス・土石(4位)、証券(5位)となった。