堅実さんのブログ
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鉄道員 2年5月30日(土)14時51分
鉄道員(映画) 1時間55分。名画とはこういうのを言うのだろう。イタリアの鉄道員家族を、描いたものである。いたる処で、「生きるとは」という問いを、持ちかける場面の連続である。
父親は、鉄道の機関士。ある日、飛込自殺の事故から、急行の運転を外され、ローカル線の運転士になる。給料も急行手当が、無くなる。
労働組合の幹部は、父親の組合への希望を、全く無視する。(これは、私も、同じく経験している。労働組合の幹部は、一般組合員の声など、聞かない。)そして、組合は、ストライキに入る。
そのストライキの、始めの日の午前、深夜。父親は、急行列車の運転を、勝手にしてしまう。むしゃくしゃしてやったらしい。
(クリックすると、ユーチューブが,出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=vjbTRiG8PG8
組合からは、スト破りと非難され、嫌がらせを受ける。通勤の電車に乗ろうとして、わざと、乗せないで、電車は行ってしまう。アパートの壁には、スト破りの落書きが、書かれる。(私も、同じような迫害を受けました。)
娘は、無職の夫と同居している。この娘に、過去の男が、時々会ってくる。
そして、娘とその夫は、それぞれ家を、出て行ってしまう。家には男の子供と妻の3人だけになる。
クリスマスの日に、大勢の人が訪ねてくる。そして、盛大に、お祝いをする。息子も、帰ってくる。娘から電話があり、家に帰ってくるように、伝える。
その直後に、父親は、ベッドでギターを弾きながら、息を引きとる。
いたる処で、考えさせられる場面の連続である。どう生きるかという、生き方の教科書みたいなものである。
この父親は、雄々しくいきている。今の日本では、去勢された人ばかりという印象の中で、このような生き方をする人は、なかなか、いない。
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ISAY企画プロダクション さんへ
この2日間、ノーパソコンデーでした。
「しかしこの映画は汗ある名作品ですね。」
やはり、そう思いますか。
特に、奥さんの生き方、家庭をまとめる、役柄は、よいですね。
それぞれ、役割があり、それを、うまく、まとめて、おります。
至る処で、人生とは、生きるとはと、問いかける、作品です。