上値抵抗帯をもう少しで上抜けできそう

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大きく反落した(DJIA -390.51 @24,206.86, NASDAQ -49.73 @9,185.10)。ドル円為替レートは107円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,395に対して、下落銘柄数は682となった。騰落レシオは121.38%。東証1部の売買代金は2兆1730億円。

TOPIX +9 @1,495
日経平均 +162円 @20,595円

米国株は大きく反落したが、それを跳ね返して日本株は4日続伸した。米中問題を巡って、米トランプ大統領が米中貿易交渉の第1段階の合意は破棄しない姿勢であると報道されたことで、米中の関係悪化への不安が後退した。米FRBのパウエル議長やムニューシン米財務長官らが相次いで景気刺激策に前向きな姿勢を示した。さらに日本国内では、新型コロナウィルスの感染拡大で停滞していた経済活動が再開するとの期待も続いており、日本株相場を支えた。日経平均は4日営業日続伸したが、4営業日続伸は4月3日~8日以来の約1カ月半ぶりである。

日経平均の日足チャートを見ると、本日は上ひげを引いてはいるものの戻り高値を更新しており、陽線で終えた。株価は上昇チャネルの上限に近いところにあるが、20,300~20,600円辺りにある上値抵抗帯をもう少しで上抜けできそうである。

33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、非鉄金属(1位)、石油・石炭(2位)、建設(3位)、空運(4位)、医薬品(5位)となった。

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