「相場の悟り」

優利加さん
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昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +377.37 @23,625.34, NASDAQ +80.55 @8,943.72)。ドル円為替レートは107円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般はあげる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,411に対して、下落銘柄数は704となった。騰落レシオは123.68%。東証1部の売買代金は2兆1444億円となった。

TOPIX +7 @1,454
日経平均 +123円 @20,037円

米国株も反発した。日本では緊急事態宣言が39県で昨日解除されたことで経済活動の再開が期待され、買いが優勢となった。日経平均は心理的節目となる20,000円台を2日ぶりに回復した。新型コロナウィルス感染拡大の第1波のピークは先進国では過ぎたようである。この見方が正しければ、しばらくは戻りトレンドが継続しそうである。勿論、日足ベースでは上下に振れながらであり、一直線に上げ続けることはまずない。

日経平均の日足チャートを見ると、上向きの25日移動平均線の上に上向きの10日移動平均線が走っており、株価はこの10日移動平均線の上ちょうどにある。勿論、突然の大きな悪材料が飛び出してきて、株価は下に大きく振れることはあり得るが、そいうことがなければ現在の戻りトレンドがしばらく続くという見立てに基づいて買いポジションは維持するというのが現時点での判断である。また、この見立てに反して、突然大きく下げ始めて自分の許容範囲を超える逆行した場合、逆指し値成り行き売りの反対玉の注文が発動するよう事前に注文を入れておく用事さも必要である。これだけやったら、個人ができることはすべてやったことになる。後は天に任せて、どんな結果でも潔く受け止めるだけである。これが私がたどり着いた「相場の悟り」の境地である。

33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、サービス(2位)、倉庫・運輸(3位)、海運(4位)、機械(5位)となった。

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