塩野義製薬は11日、新型コロナウイルスのワクチンが2020年度にも提供できる見通しだと明らかにしたそうです。
当初は一部医療機関への限定的な提供になるとみられますが、この日の決算記者会見で沢田拓子副社長が「感染の第2、第3波のリスクがある中、早ければ年度内に使える状態になることも想定できる」と述べたそうです。
沢田副社長は感染歴を調べる抗体検査キットの販売を1カ月以内に始める見通しも示したそうです。
塩野義製薬のワクチンは昆虫細胞にウイルスを感染させる手法で、子会社のUMNファーマ（秋田市）や国立感染症研究所などと開発を進め、1千万人規模の提供に対応できる生産体制の構築を目指すとのことです。
なるべく早く提供できるようになるといいですね。
4507：5,636円
