アサヒとキリンが余ったビールを消毒用に無償で提供へ

[TAROSSAさん]

アサヒビールとキリンビールは、余っているビールを消毒用アルコールにするため、茨城県の酒類メーカーに無償で提供すると発表したそうです。

ビールを蒸留して高濃度のエタノールを取り出し、5月中旬から同県内の自治体に無償で提供する予定だそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う飲食店の営業自粛の影響で、業務用につくられた大量のビールが行き場をなくしている一方で、消毒用アルコールは不足しているそうです。

4月からウイスキーの原酒を消毒用アルコールとして販売している木内酒造は、キリンとアサヒに余ったビールの活用を提案し、3社の協業が実現したそうです。

キリンは取手工場、アサヒは守谷工場から、それぞれ1万2千リットルのビールを木内酒造の蒸留所に提供し、高濃度エタノール1260リットルができる見込みだそうです。

茨城県や取手市、守谷市など３社の施設がある自治体に提供し、費用は3社で負担するそうです。

余ったビールは普段なら廃棄しているんでしょうかね。

2502：3,700円、 2503：2,070円