原油のマイナス価格と米国株大幅反落が大きな売り材料に

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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


4月21日 火曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、388円安の19280円で取引終了。
原油のマイナス価格と米国株大幅反落を受けて売り先行。前場は19400円から19500円の間で揉み合いますが、午後に下放れすると一段安。19200円で底打ちするも上値は重く、388円安で取引終了。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆1474億円、出来高は12億8009万株。
値上がり銘柄数は552、値下がり銘柄数は1554、変わらずは62銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
5業種が上昇、28業種が下落
上昇率の高い順
水産・農林、証券・商品先物、陸運、食料品、石油・石炭

下落率の高い順
サービス、鉄鋼、金属、精密機器、繊維

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は45、値下がり銘柄数は175、変わらずは5銘柄でした。
上昇率の高い順
宝HD 2.93%高、太平洋金属 2.62%高、明治HD 2.35%高、J.フロントリテイリング 2.04%高、ニチレイ 1.57%高

下落率の高い順
日揮HD 6.29%安、電通G 5.92%安、サイバーエージェント 5.47%安、川崎汽船 5.44%安、ヤマハ 5.28%安

〇米国株の大幅反落は売り材料
ダウ平均 2.44%安(592ドル安)、ナスダック 1.03%安、S&P500指数1.79%安。3指数揃っての大幅反落は売り材料。

〇原油価格の暴落は警戒要因
----- 朝に更新している「米国株について」こちらで書いていた内容 -----
〇5月物原油価格が暴落
期近の5月物がマイナス37ドルで取引終了。マイナスで取引を終えるのは史上初。より実需を反映している(重要視される)期先の6月物は15%の下落で21ドルで取引終了。

これを受けて、ダウ構成銘柄ではエクソンモービルとシェブロンが4%を超える大幅安になりました。

当然ですが、普通は買い手が売り手にお金を払って原油を得ますが、マイナスは売り手が買い手にお金を払い引き取ってもらうことを意味します。コロナショックによるロックダウンで外出する人が激減。車の移動も無くなりガソリン需要も激減。原油はさまざまな原料になっていますが、物が売れない中ではその需要も激減。有り余る原油の状況が投げ売りにつながっています。

6月物は耐えているとはいえ15%も下げています。5月物の投げ売りが6月物に波及すれば、損失補てんの株売りが多く出てくるので要注意。原油価格の動向は今まで以上に注視されると思います。
----- ここまで -----

日本株にも警戒要因だと考えています。
5月物の投げ売りが6月物に波及すれば、日本株にも損失補てんの株売りが多く出てくるので要注意。これを警戒する株売りが出てくると考えていました。

〇欧州株の上昇は買い材料
ドイツ(DAX)0.47%高、フランス(CAC)0.65%高、イギリス(FTSE)0.45%高。3市場揃っての上昇は買い材料ですが、焼け石に水だと考えていました。


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