利益確定売りが優勢で足踏み

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +779.71 @23,433.57, NASDAQ +203.64 @8,090.90)。ドル円為替レートは108円台後半での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が1,098に対して、下落銘柄数は1,007となった。騰落レシオは88.18%。東証1部の売買代金は2兆2997億円。

TOPIX -8 @1,417
日経平均 -7円 @19,346円

米国株高を好感して前場は買い先行で始まったが、日本国内ではまだ新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため、売りが優勢となった。ただ、今週、日経平均は前日までに1,500円超上げていたので利益確定売りがもともと出易かった。下げ幅は大引けにかけて2つの理由で急速に縮小した。一つは日銀によるETF買い期待。もう一つは、4月9日に予定されているOPECとロシアなど非加盟国の会合で協調減産合意があると期待して米株価指数先物が堅調に推移したこと。

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線が25日移動平均線をゴールデンクロスし、3月25日高値@19,564円を突破できるかどうかの位置で踏みとどまった。新型コロナウイルスの感染拡大状況次第だろう。

33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、陸運(1位)、証券(2位)、食料品(3位)、精密機器(4位)、パルプ・紙(5位)となった。

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