優利加さんのブログ

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失業率の急速な悪化を相場はどの程度織り込んでいるか?

昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -973.65 @20,943.51, NASDAQ -339.52 @7,360.58)。ドル円為替レートは107円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が266に対して、下落銘柄数が1,872となった。騰落レシオは64.45%。東証1部の売買代金は2兆5703億円。

TOPIX -21 @1,330
日経平均 -247円 @17,819円

新型コロナウイルスの感染拡大に怯えて米国株式相場は大幅続落したことを受けて、日本株も4日続落した。日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。日銀によるETF買い観測も浮上したが、市場の売りに押し切られ「日銀は敗北」した。

外出自粛要請で飲食店やサービス業では閑古鳥が鳴いており、このままではパートやアルバイトは仕事を失うだろう。製造業でも工場停止や減産により派遣社員の削減が進むことは避けられず、3月以降の失業率は急速に悪化するはず。問題は株式市場全体がどれくらいこれを織り込んでいるかだ。リクルートやパソナなどの該当個別株ではかなり織り込まれた。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日から上向きの10日移動平均線の下に沈み込んでおり、下振れしやすい状態である。

33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、その他金融(2位)、証券(3位)、繊維製品(4位)、金属製品(5位)となった。

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