TOPIX -33 @1,403
日経平均 -168円 @18,917円
米国株式相場は反発したが、新型コロナウイルスの感染拡大は日本経済の停滞を長期化するとの懸念が根強く売りが優勢となった。日経平均は一時下げ幅を250円程度まで拡大した。中国の景況感が改善したが、これによる買いの勢いは長くは続かなかった。
日経平均の日足チャートを見ると、昨日の陽線を本日の陰線が被せる「被せ線」となった。3月25日からのローソク足を見ると「三角保ち合い」を形成中のように見える。三角保ち合いならば、早晩、上下どちらかに放れるはず。2番底を探りに下に放れるのではないかと見ているが、果たしてどう動くだろうか?
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、銀行(2位)、輸送用機器(3位)、水産・農林(4位)、証券(5位)となった。