映画ずきのしんちゃんさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ2件目 / 全1083件次へ »
ブログ

バブルの崩壊?

2020年3月14日


実体経済と乖離して株高が続いていたが,コロナウイルスの蔓延をきっかけについにバブルがはじけたように思われる。久しぶりに チャート分析を試みたい。 


日経平均 日足


3月14日の日経平均は17431.05。日足一目均衡表は転換線の下、基準線の下、雲の下、遅行線は転換線の下、基準線の下、雲の下、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは、広がって-2σの外側。パラボリックは下降、モメンタムはマイナス、MACDはマイナスを下降、DMIはマイナスが優勢でADXは拡大。短期指標は何もマイナスで下落の勢いは極めて強い。


日経平均 週足


週足一目均衡表は転換線の下、基準線の下、雲の下、遅行線は転換線の下、基準線の下、雲の下、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは、広がって-3σの内側。パラボリックは下降、モメンタムはマイナス、MACDはマイナス、DMIはマイナスが優勢でADXは拡大。中期指標も何もマイナスで下落の勢いは極めて強い。 

      

日経平均 月足


月足一目均衡表は転換線の下、基準線の下、雲の下、遅行線は転換線の下、基準線の下、雲の中、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは、広がって-3σの内側。パラボリックは下降に転換、モメンタムはマイナス、MACDはゼロライン に接近、DMIはマイナスが優勢でADXは拡大。長期指標も下落に転換。直近の勢いは極めて強い。かろうじて一目均衡表の遅行線が雲の中にあり 雲の下限14600円あたり、ないし 2016年のそこ14800円あたりが下値のメドとなっている。


            

ドル円  日足


日足は一目均衡表は転換線の上、基準線の上、雲の下、遅行線は転換線の下、基準線の下、雲の下、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは、横ばいで-σの内側、25日の近辺、モメンタムは底打ち、MACDは底打ち、DMIはマイナスが優勢でADXは低下。ドル円は下落から転換する瀬戸際で売り買いが交錯している状況と思われる。 

   


ドル円 週足


週足一目均衡表は転換線の上、基準線の上、雲の中、遅行線は転換線の上、基準線の下、雲の下、ローソク足の近辺。ボリンジャーバンドは、横ばいで-σの内、モメンタムはマイナスで底打ち、MACDはマイナス、DMIはマイナスが優勢でADXは拡大。中期的にも底打ちできるかどうかの瀬戸際と思われる。

 

ドル円 月足

月足一目均衡表は下落する転換線の上、  下落する基準線の下、雲の下、遅行線は転換線の下、基準線の下、雲の中、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは、横ばいで9ヶ月線のすぐ下で、上限に長いひげをつけている。モメンタムはマイナス、MACDはマイナス、DMIはマイナスが優勢でADXは拡大。長期指標は気迷い気分を表しているがトレンドの指標はマイナスが優勢で あるものの、巨大な三角持ち合いを抜けるかどうかが試されている状況と思われる。 


NYダウ  日足


 日足は一目均衡表は転換線の下、基準線の下、雲の下、遅行線は転換線の下、基準線の下、雲の下、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは、広がって-2σの内側。モメンタムはマイナスだが底打ち、MACDはマイナス、DMIはマイナスが優勢でADXは拡大だが頭打ち。短期指標は下落基調だが勢いが若干弱まっている印象だ。 

  

米10年国債


日足は一目均衡表は転換線の上、基準線の下、雲の下、遅行線は転換線の下、基準線の下、雲の下、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは、広がって-σの内側。MACDはマイナスで底打ち、記録的な低水準まで落ち込んだあと反発しているがなおトレンド転換までは至っていない。


日経平均は短期中期とも強い下落トレンドにあり長期も下落に転換しつつある。ドル円はやや様相が異なり長期の下落トレンドに入るかどうかまだ迷っている印象だ。ダウは短期的に下落基調が続いているが、10年国債は底打ちできるかどうかの瀬戸際のようだ。


株式市場の 下降トレンドはかなり明確であるが、ドル円や10年国債の動きをどうみるかが大きなポイントだろう。しかし恐怖指数が7.5から58まで落ちてきたものの以前最高の水準にあり、リスクオンということではなく、 有事の際のドル買い、つまり株式債券 を処分してキャッシュ比率を高める動きを表しているのではないかと思われる。 


アメリカの消費者信頼感指数はなお横ばいを続けていたものの 製造業の景気指数 pmi は 昨年を通じて徐々に低下してきており 設備稼働率も落ちてきていた。自動車の販売も下降気味。日本の景気動向指数も一貫して右肩下がりになっており 鉱工業生産指数も昨年末にガクンと落ちている。 自動車の販売台数や住宅着工も冴えない数字が 並んでいた。つまり日米の景気はピークを越えて落ち込んできつつあったものの、アメリカの金融緩和や日本のオリンピック期待で株価がお化粧されていたと思われるがこれが一気にはげてきたということではなかろうか。コロナがどのように終息するかわからないが、はっきりと出口が見えるまでは少なくとも下値模索が続くのだろうか


コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。