TOPIX +13 @1,516
日経平均 +229円 @21,329円
米国株式相場が大幅高となった(米大統領選の民主党候補者争いで左派のバーニー氏ではなく、中道派のバイデン氏が首位に立ったことを好感)ことを受けて、日経平均も前場で300円近く上げた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を巡り国内景気の先行きは不透明なままで上値は重かった。また、米ドル金利の低下により日米金利差が縮小して円高・ドル安が進みやすい。
日経平均の日足チャートを見ると、下ひげを引いた短陰線で終えた。この5日間で下値を堅めているように見える。後5日くらい経てばこの下値堅めが本物かどうかが見えてくるはずだ。下値堅めがとりあえず終わったかどうかは、まず10日移動平均線を回復しないといけない。これを待たずにスイングトレードを仕掛けるとロスカットの連続となるのが落ちである。
33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、医薬品(2位)、その他製品(3位)、化学(4位)、サービス(5位)となった。