TOPIX -12 @1,606
日経平均 -179円 @22,426円
米国株式相場が2日連続で急落したことを受けて、日本株も大幅続落した。イベント自粛や企業活動の遅延による経済活動への悪影響が心配された。上海株式相場が持ち直したことで日経平均は下げ幅を縮小する場面があった。これから、ボラティリティの変化で保有資産の組み入れ比率を調整する「リスクパリティ」戦略を採用するファンドが機械的に売りを膨らますのではないかと警戒されている。
日経平均の日足チャートを見ると、9月19日戻り高値@22,255円の下値支持線辺りで踏みとどまり、長い下ひげを引いた短陽線「たくり線」で終えた。強い下げ渋りのサインである。今日も米国株式相場が大幅続落しない限り、今日の安値が当面の下値目途となるのではないだろうか。騰落レシオも64%まで下げており、かなりの安値圏にある。
33業種すべてが続落した。下落率トップ5は、鉱業(1位)、不動産(2位)、サービス(3位)、空運(4位)、ゴム製品(5位)となった。