TOPIX +6 @1,672
日経平均 +207円 @23,401円
2月の米ニューヨーク連銀製造業景況指数が前月比で改善すると円相場が円安方向へ動いた。1~3月の売り上げが計画未達だったアップル株も底堅い動きだった。また、中国の金融緩和期待が支えとなり香港株や上海株が上昇した。これらを好感し、日本株全般は買い戻された。日経平均の上げ幅は一時270円を超えた。ただ、新型肺炎の国内感染拡大の悪影響がどの程度なのか読めず、上値では戻り待ちの売りに押された。
日経平均の日足チャートを見ると、23,600円辺りの上値抵抗線に迫る動きとなったが、収れんしてきた10日、25日、及び60日の各移動平均線の下にまだ沈み込んでいる。
33業種中18業種が上げた。上昇率トップ5は、精密機器(1位)、ゴム製品(2位)、海運(3位)、金属製品(4位)、電気機器(5位)となった。