[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米国株式市場は終盤にかけて買いが強まり上昇して取引を終えた。感染拡大が続く新型コロナウイルスによる肺炎について、国際的な公衆衛生上の緊急事態を宣言した世界保健機関(WHO)の当局者発言が背景。また、この日発表された企業決算はまちまちの内容だった。WHOのテドロス事務局長は30日開いた緊急会合後、国際的な緊急事態に相当すると発表。その上で、過去数週間に前例のない感染の広がりに前例のない対応が取られていると指摘。中国との取引や旅行の制限は提言しないと述べた。[nL4N29Z4QY]ナショナル証券の主席市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「市場はある時点で(感染拡大が)頭打ちになり、状況が改善していくと考え始めている。予防措置が取られており、ある時点でトンネルの先に光が見えてくることを意味している。その時には市場は建設的に反応する」と述べた。
*香港・ハンセン指数は上昇している。前場は日経平均一時400円以上上昇していたのにな~!、しょうがないか!!