3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落した。終値は前日比216円62銭(1.94%)安の1万938円14銭と安値引け。連日で年初来安値を更新し、2005年5月18日以来、約3年4カ月ぶりに1万1000円を割り込んだ。米経済の悪化や金融システムに対する警戒感、ユーロの下落などを背景に、自動車や電気機器といった主力株が売られ、トヨタや日産自、東芝、ソニー、TDKなどが年初来安値を更新した。年初来安値を付けた銘柄は580を超え、9月30日の487上回り今年度最多となった。東証株価指数(TOPIX)も続落。終値は29.00ポイント安の1047.97で2004年2月25日の1046.40以来、4年7カ月ぶりの安値水準。