8月20日 日経新聞「激動の一週間」

東京228堂さん
東京228堂さん
TOPIX 1,523.57 +43.18
日経平均株価 15,732.48 +458.80

大幅反発。日経平均は寄付きから値を切り上げ、14時までジリジリ上昇。
その後売りに押されるものの、結局458円のプラス。
もっと乱高下するかと思っていたのですけど、予想より堅調な印象でした。
新興市場もREITも反発。ジャスダックとマザーズの戻りは弱い。
為替は対ドル114円後半、対ユーロ155円調度くらいといい感じで
落ち着いてます。

中国市場は
香港 ハンセン指数 21,595.63 1,208.50 +5.93%
中国 シンセンB株指数 707.86 36.70 +5.47%

インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 14,427.55 286.03 +2.02%
インド NIFTY指数 4,209.05 101.00 +2.46%

ベトナム市場は
ベトナム VN指数 890.02 2.09 +0.24%
アジア全面高状態。
全世界が今夜のアメリカ市場に注目してるでしょうねぇ。

ドバイ市場は
DFM Index  4,121.62 -19.24 -0.46%


日経新聞では連日サブプライム問題について取り上げていますが、
FRBの利下げ後の19日「激動の一週間」という記事が、
かなりのページを割いて特集しておりました。
一週間の流れよりもアメリカ、ヨーロッパ、日本などの個別の問題を
コンパクトにまとめてとても復習になります。

・サブプライム問題の大まかな経緯
2006年末 サブプライムローンの焦げ付き懸念
07年3月30日 住宅金融大手の「経営破綻の可能性」
7月下旬 株から国債など「質への逃避」
8月9日 「パリバ・ショック」ヨーロッパへ飛び火
     各国中央銀行資金供給
8月10日 日本市場、株安と円高の「負の循環」
8月17日 FRB公定歩合利下げ

・FRB公定歩合引き下げの次の焦点はFF金利引き下げ
再び市場に動揺が広がれば公式会合を待たずにFF金利引き下げも

・欧州金融市場は9月に利上げを模索してきたがどう動くのか注目

・日本の金融機関はこれまで公表された金額は
8行の損失計200億円ほどで影響は限定的ではないか

・井上哲男(プラウド投資顧問)さんは「SECの大手金融機関に対する
調査結果が出そろうまでは不安心理はぬぐい切れない。
信用取引や為替証拠金取引での個人投資家のダメージ、
円高による輸出企業への業績への懸念、ヘッジファンドの解約
に伴う換金売り等々のため、株式投資相場は戻りの鈍い展開になりそうだ」

とりあえず今日はアジア市場も全面高でしたが、
まだまだ予断を許しませんねぇ。

それでは今日はこれで失礼します。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
昨日の株価について予想は、400円くらいで跳ね返されて
モタモタすると思っていたのですが、600円ほど上昇しましたし、引値でも前日の半値戻しくらいはしていたので
まずまずかなぁと。
今日の続伸はもっと良かったですねぇ。

>調査結果が出そろうまでは不安心理はぬぐい切れない。
調査させているのでとりあえずはでてくるのでしょうが、
信頼に足るものかはちょっと怪しい気がします。
一応市場が安心すればいいのかなぁと思います。
(どのくらいで安心するかは不明です)
>予想より堅調な印象でした。
人によって印象は違うもんですね。。。
500円もどらないとと今後は厳しい、
ちょっと思っていました。。。

>調査結果が出そろうまでは不安心理はぬぐい切れない。
出揃うでしょうか??
この件について世界は必死ですけど、
3月にも問題はあったわけですからねぇー。。。

東京228堂さんが言うとおりまだまだ予断許さずって感じです。。。(@_@;)
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