投資歴20年のmasaさんのブログ
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米国株は高値警戒感による利益確定売りが続いて大幅安
情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
12月3日 火曜日
米国株について
ダウ平均は268ドル安の27783ドルで取引終了。
取引開始直後は58ドル高の28109ドルまで買われますが、すぐに右肩下がり。27800ドルまで下げ幅を拡大させると、午後は安値揉み合いのまま取引終了。
〇主要3指数の動向
ダウ平均は0.96%安(268ドル安)、ナスダックは1.12%安、S&P500指数は0.86%安。
3指数揃って大幅に下落。
〇S&P500指数の業種別動向
2業種が上昇、9業種が下落しました。
上昇率の高い順
生活必需品、エネルギー
下落率の高い順
不動産、資本財、情報技術、素材、通信、公益
〇ダウ構成銘柄の動向
6銘柄が上昇、 24銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
コカ・コーラ 0.66%高、P&G 0.54%高、エクソンモービル 0.43%高、マクドナルド 0.36%高、ウォルマート 0.16%高
下落率の高い順
ボーイング 3.00%安、アメリカン・エキスプレス 2.38%安、ユナイテッド・テクノロジーズ 2.26%安、ゴールドマン・サックス 1.68%安、ビザ 1.47%安
〇経済指標
11月のISM製造業景気指数は、48.1になりました。
10月の48.3から低下、市場予想も下回っています。
〇ブラジルとアルゼンチンに対して追加関税
トランプ大統領は、ブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すと発言。米中貿易協議における第一段階の合意がされないまま、他国間との新たな貿易摩擦は嫌気されるもの。ただ、両国と摩擦があっても貿易全体の規模はとても小さい為、米国経済への悪影響はごく僅か。
〇高値警戒感による利益確定売り
指標の悪化と追加関税発言は売り材料ですが、それ自体が大きな売り材料ではなく「売りのキッカケ、トリガー」となり、利益確定売りを誘発したと考えています。
主因は過去最高値圏における利益確定売り。
大きな節目28000ドルを超えていたことで、達成感からの売りもあったはず。
株日記で書いていました通り、前週末は112ドル安でも上昇トレンドは維持。
----- 書いていた内容 ここから -----
〇今のところは上昇トレンド
112ドル安でも上昇トレンドは維持しています。
下落しても程良い調整(売り吸収)なら逆に好感される為、前週末の下落で失望す
る投資家は少ないと考えています。但し、何かの悪材料で売られたり、慎重さによ
る売りが続いて28000ドルを割り込んでいくようなら注意。
〇週明けからの動向で確認していく
慎重さによる利益確定売りが一時的なのか、売りが続いて一旦天井をつけるの
か。週明けからの動向で確認していくことになりそうです。
----- ここまで -----
結果は、利益確定売りが一時的ではなく続きました。
大きな節目となる28000ドルを割り込んだことで、見切り売りと失望売りも膨らんだと考えています。あと、AIによるロスカットも出たはず。
〇過去最高のブラックフライデーは見向きされず
感謝祭の翌日「ブラックフライデー」のオンライン売上高は、過去最高の74億ドル(約8100億円)を記録。しっかりとした個人消費は米国株へのプラス材料ですが、見向きもされず叩き売り。
〇大幅安でも驚きは無し
続きは「素人投資家の株日記」で ↓
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