◎完成週足ドル円。
単線観測・・・「陽の寄り付き坊主」。これは、矛盾した解釈の出来る足で、①単純に買い手の期待感と看做(みな)す。ところが②高値警戒感のあらわれ(上鬚)とも取れる。テキストどうり、ブログに附ければ、『上昇一服』である。
またNYダウ日足を見れば、反落暗示『トンカチ』。
個人的には、単純に史上最高値達成に伴ふ利食い、それと週末リスク回避の短期筋の売りの重なったものと見立てています。依然、買目線。
二本線観測・・・「包み線」買転換線。
複合線観測・・・「上げ三法」。特に先週足の二本目大陽線は、明確な買シグナル。上放れしたと見る。113円が依然ターゲット。
ふぁんだめんたるず観測。
米中貿易交渉第一段階いはゆる『フェーズ・ワン』は、年内、合意。署名があると見る。ここが、トランプ政権の、いはば、対中国交渉の「落としどころ」。すなはち、米国農作物輸出の関税の緩和。
それとトランプ大統領の圧倒的支持者は、中西部の農家。ここで票を落としてなるものか。
対する中國側は、いつものことながら、慢性的食糧難。背に腹は代えられませんって。ここで有無合い通ず。年内合意と見る。
それにしても、旧ソ連にしても中國にしても、社会主義国家って農業が冴えなひ。
多分、マルクスやレーニンが、プロレタリアート(労働者)といふとき、それは、もっぱら工場労働者を指すのでは、あるまいか。
農民は、社会主義の蚊帳の外かも。
それが証拠にコルホーズも人民公社も、すべて失敗してをる。
それと見逃せなひのが、クリスマス。トランプ政権一期目のラスト・クリスマス。ここは、来年11月3日の大統領選へ向かって、好景気を演出したひところ。
よって、相場は、もふ一段うゑがあると見まする。
ローソク足見立て師 ほんま よそうかい記