TOPIX +5 @1,703
日経平均 +62円 @23,392円
中国商務省が1月7日、米国との貿易協議で、発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したとの報道を受けて米国株式相場は上昇した。これを受けて日本株全般も上昇して始まった。日経平均は一時250円強高まで上げ、4日続伸となった。しかし、米国のナバロ大統領補佐官が「現時点では『第1段』の合意条件として関税撤廃を含める合意はない」と述べたと伝わると、買いの勢いはしぼんだ。
日経平均の日足チャートを見ると、ギャップアップして高く始まったが失速して長陰線で終えた。10月3日を起点として、上方新値13本目まで上げてきた。特大級の買い材料が新たに飛び出してこない限り、今回の上昇波動の上昇余地は後新値1本くらいかな?
33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、精密機器(1位)、鉄鋼(2位)、輸送用機器(3位)、卸売り(4位)、倉庫・運輸(5位)となった。