29日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに急反落。前週末比777ドル68セント安の1万365ドル45セントと2005年10月27日以来の安値で終えた。下落幅は過去最高。米下院が金融安定化法案を市場の期待に反して否決したと伝わり、金融市場の混乱が増すとの懸念が強まり売りが膨らんだ。
ナスダック総合株価指数は大幅続落し同199.61ポイント安の1983.73と2005年5月13日以来の安値で終えた。S&P500種株価指数は106.62ポイント安の1106.39と2004年10月以来の安値だった。