優利加さんのブログ
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「首吊り線」を撥ね退けて上値抵抗線を上抜けするか?
昨日の米国株式相場は下げた(DJIA -39.54 @26,788.10, NASDAQ -58.69 @8,104.30)。ドル円為替レートは108円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄巣が1,531に対して、下落銘柄数は535となった。騰落レシオは124.47%。東証1部の売買代金は2兆5126億円。
TOPIX +10 @1,638
日経平均 +76円 @22,625円
英国のEU離脱を巡る不透明感が残るものの、米中貿易協議の進展期待と本日から本格化した主要企業の2019年4~9月期決算に対する期待により買いが優勢となった。米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が、米中貿易協議が進展すれば12月に予定されている中国製品に対する追加関税の発動を取り下げる可能性を示唆した。これを受けて、日経平均は3日連続で年初来高値を更新した。
日経平均の日足チャートを見ると、終わりでは3日続伸しているのだが、本日は実体部分が非常に小さく下ひげが非常に長いローソク足となった。下ひげが長いので一見、強そうな線に見える。底値圏なら確かにそう解釈しても構わないが、高値圏でこの線が出現すると解釈が逆になり「首吊り線」となるのが一般的な見方である。この一般的な解釈を撥ね退けてさらに続伸して昨年12月3日の戻り高値@22,698円の上値抵抗線を振り切って上抜けるかどうか?
33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、医薬品(2位)、非鉄金属(3位)、鉱業(4位)、その他金融(5位)となった。
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