TOPIX -2 @1,622
日経平均 +41円 @22,493円
英国とEUが離脱条件で折り合ったと報道され、米国株が小幅高となった。また、中国国家統計局が10月18日に発表した7~9月期の実質GDPの伸び率が過去最低となり、中国政府による景気テコ入れのための財政出動が期待されて、日経平均は200円近く上げる場面があった。しかし、10月19日には英議会でEU離脱を巡る新協定案の採択がされるかどうかは不透明であり、上値を買い上がる雰囲気ではなかった。
日経平均の日足チャートを見ると、上ひげの長い短陰線で終えた。これで3日連続で長い上ひげを引き、上値では売りに押し崩された。昨年12月3日の戻り高値@22,698円が上値抵抗線となって、上昇しようとする株価を抑えている。
33業種中18業種が上げた。上昇率トップ5は、ガラス・土石(1位)、石油・石炭(2位)、繊維製品(3位)、鉄鋼(4位)、鉱業(5位)となった。