TOPIX ±0 @1,581
日経平均 +96円 @21,552円
最初は米中閣僚級協議の先行きを懸念する売りが優勢となったが、その後は「米トランプ政権が米企業にファーウェイに機密上重要ではない製品の供給を近く認可する」との報道が伝わった。これにより米中協議が進展するとの思惑から買いが盛り返して、ファーストリテイリングなどの値嵩株が買われて日経平均を押し上げ、一時は145円高まで上げた。しかし、後場は米中閣僚級協議の結果待ちで様子見が主流となった。
日経平均の日足チャートを見ると、上下にひげを引いた陽線で終えた。特に下ひげが長い。ただ、日経平均は上げたが、TOPIXはほぼ変わらずで、且つ、下げた銘柄数の方が断然多いので、相場全体は高安まちまちと言えるだろう。
33業種中18業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、証券(2位)、化学(3位)、ガラス・土石(4位)、鉄鋼(5位)となった。