TOPIX +3 @1,623
日経平均 +28円 @22,048円
米中貿易交渉の進展期待を背景に米国株は上げた。さらに、日米貿易交渉も合意に達した。これらを受けて、寄り付き直後には日経平均は160円高まで上げる場面もあった。本日、9月26日は3月と9月期決算銘柄の権利付き最終売買日であり、個人投資家による配当狙いの買いや株価指数連動ファンドによる配当再投資の買い需要で相場を押し上げた。また、円相場が円安・ドル高に動いたことも好感された。
日経平均の日足チャートを見ると、9月19日の「波高い線」以来、高値を更新できていない。今日は高く始まったがすぐに下げ始めて陰線で終えた。昨日の陽線と合わせて見ると「出会い線」となり、上方向の勢いが打ち消されるサインが出ている。明日は配当権利落ちで下げるだろうが、問題はその翌営業日からの動きである。
33業種中22業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、パルプ・紙(2位)、ガラス・土石(3位)、証券(4位)、海運(5位)となった。