優利加さんのブログ

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7月26日高値@21,823円辺りが現在の下値支持線

昨日の米国株式相場は下げた(DJIA -142.22 @26,807.77, NASDAQ -118.835 @7,993.627)。ドル円為替レートは107円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄数がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が963に対して、下落銘柄数は1,084となった。騰落レシオは133.12%。東証1部の売買代金は2兆1707億円。

TOPIX -3 @1,620
日経平均 -79 @22,020円

米民主党のペロシ下院議長がトランプ大統領の弾劾調査の開始を表明したことで、米政治情勢への警戒感が高まった。また、トランプ大統領が国連総会で貿易問題に関し対中国の強硬姿勢を示した。さらに米景気指標が下振れたことで、米株式相場が下落した。米国の政治リスクの高まりにより、リスク回避として安全資産とされる円が買われ、円高・ドル安が進み、9月25日未明には一時1ドル=106円台まで円が上昇した。これらを受けて、日本株は売りが優勢となった。日経平均は200円近く下げる場面もあった。しかし、9月末の配当に絡んで権利取りや再投資の買い需要が根強く、相場全体を下支えした。

日経平均の日足チャートを見ると、ギャップダウンして始まったが、切り返して陽線で終えた。4月24日の戻り高値@22,362円を目前に利食い売り優勢となってはいるが、下値では買い需要も強かったことを示している。今日のところは下げたがまだ上向きの10日移動平均線の上に位置しているので、大きく調整する兆候ではない。しかし、もし、10日移動平均線を割り込むと、調整局面入りと考えて、手を打つべきであろう。特に7月26日高値@21,823円辺りが現在の下値支持線となっているが、これを明確に割り込むようなら、下振れが加速すると見るのが定石である。

33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、その他製品(1位)、機械(2位)、証券(3位)、パルプ・紙(4位)、石油・石炭(5位)となった。

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