特定保健指導2年目初日

[元祖SHINSHINさん]

昨年担当だった看護師と再会してきた。

最初に体重・腹囲・血圧測定をして、それまでの糖質制限の経過説明をすると、彼女はすぐに、こう言ってきた。

オイラの場合、はっきり言ってもう特定保健指導を行う必要がない。

そもそも、オイラの会社の判定基準が厳しすぎると。

体重が減り、血圧もすでに基準値をクリアしていたし、

自分ではちゃんと計ることが難しい腹囲も、5月末より 3cm 縮小していた。しかも、前回異常だとされた空腹時血糖値も、オイラが自費で買った簡易血糖測定キッドによる4日間測定で、正常値に到達していたからだ。

それでもオイラは、特定保健指導を続けると申し出た。

ここで油断すると、糖質制限を緩めてしまい、元の木阿弥になる可能性があるからだ。

設定目標は、基準を満たす腹囲 85cm 未満とした。後たったの 4cm だ。

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TVでEMSという、電気振動で腹部インナーマッスルまで鍛えるという器具が宣伝されていた。元プロ野球選手のパンチ佐藤が出ていて、腹囲が100 → 85cmに減ったという。

看護師にこのことを言うと、イカサマかもしれないから、そんなのに金を使うんじゃないと説得された。そういえば、スペイン酒場のママが実行したことがあって、全然効かないから止めとけと言っていたことと符合する。

パンチ佐藤の腹部は、表面上明らかに減っていたのだが、

実は陰で、「糖質制限＆筋トレ」というライザップ様トレーニングをしていた可能性が拭えない。素人経験者のサンプル画像も、今の時代ではいくらでもイカサマができる。

つまり今や消費者が通信販売商材に手をだすということは、そこにイカサマがあるかないかを見定めて、ギャンブル的に勝負する必要に迫られるということになる。

消費者庁には頑張って欲しい。というか、消費者庁の認定証みたいのをこしらえて、証明書にしてほしい。それでも、イカサマは可能だが、結果が出なくて嘘ならば、対処のしようも今よりは遙かに出てくるというものだ。