職場のそばにソフトバンクがある。
データ通信量が大きいとスマホが知らせてきたので不審に思い、訪ねた。
通信料ごとに段階的に料金がステップアップしていく契約になっており、
3GB以上になったら、マイソフトバンク経由で追加で料金を支払わないと動きがえらく重くなるのだという。追加料金といっても、千円なのでたいしたことはない。原因がわかって安心し、帰ろうとした。
対応した若い男性店員が、ペイペイの手続きをしたかと確認してきた。
いつだったかメールで案内が来ていたが、設定が面倒だろうと思って何もしていないとオイラは答えた。
ソフトバンクと長期契約している人にはご褒美をくれるのだが、
今度からそれが、ペイペイへポイントとして振り込まれるから手続きしてくれるという。
銀行口座とかわからないというと、必要ないという。
また、もしも自分でペイペイをもっと利用したいときには、セブン銀行で必要な分、現金でチャージする仕組みで、とてもカンタンだという。
で、結局、ほんの数分で手続きが完了した。
全部、店員にやってもらったのだけど。
ヤフーIDの必要な項目なども、自動で設定できるようになっていて、
「IDやらPWやら忘れたから先に進めない」みたいで、よくありがちなトラブルが一切なかった。そーいうのが全く必要なかったから、チョイと感動したわけ。
それに、銀行口座とダイレクトでつながってないので、
スマホを落としたときなど、あまり心配する必要がないのも気に入った。
この仕組みを利用すれば、日本銀行が電子マネーでベーシックインカムをやることになったとしても、さほど困難なく容易に遂行することができよう。このほど左様に、携帯キャリアの顧客情報を使うという前提になる。
でも、もしもそれが実現したら、スマホを落としたときなど、
かなり心配することになるのは気が滅入る。