まちかど保険論(以下は、まち保)
先先日の米国市場で、アフラックの株式は、5.6%さげたのか。
ムリもなひ。2018年5月から、2019年5月まで、本邦の郵便局で10万件超の不正販売。アフラックといへば、アメリカンファミリーといふが、その實は、ジャパニーズ・ファミリー。
売上高が、御本家のアメリカよりも、日本の方が多い会社。
特に、ガン保険では、パイオニアといふか、この手の医療保険は、當時の大蔵省が、日本の保険会社には、なぜか長い間、認可を与えなかった。
話をきいて、おもわず唸るのは、郵便局も簡保も、おちたものよ。いつの間にか、ハゲタカ外資の代理店になってらぁ。
つぎに思ふのは、やっぱ郵便局員の事。ニーズ・セールスをして、なひぢぁなひか。
手口は、かふだ。まず転換。
事例①
郵便局員・山田太郎「ちわー。今度あたらしひガン保険・ガンモドキ保険が、売りだされました。保険料も安いし、内容も充実してますよ。」
顧客・中村一郎「う~ん。なに?この自由診療特約1000万円って。」
太郎「それはですね。いまや癌は切らずに治す時代なのですよ。重粒子の照射などの先端医療は、厚生保険などの社会保険が効きませんよ。非常な高額医療になります。」
見てください。いまのアヒル&ガン保険が、毎月3800円なのに、今度のガンモドキ保険は、毎月3500円です。」
一郎「よ~し。決めた。新しいのに変わろう。」
ここまでは、なんの問題もなひ。正当なる金融商品販売だ。
太郎「では、8月1日附けで契約しましょう。そのとき前のアヒル保険は解約しませう。」
そして、その通りに、山田太郎郵便局員は、契約した。そしてアヒル保険は、解約手続きをした。
「有難うございました。失礼します。」そして、やれやれ、これでノルマが少しは果たせた。局長にすこしは、ヨシヨシ、してもらえるかもね。それと焼き鳥屋で一杯やるような小遣い銭(手数料)稼ぎもできた。と太郎は、バイクで郵便局に帰っていった。
ちょっと待った商法に於ける告知義務違反金融商品販売法に於ける重要事項・説明義務違反
その訳は、じつは、アフラックのガン保険には、加入後の三か月間の補償の待機があるんだよね。
すなはち8月1日から11月1日までは、様子見。
もしも、中村一郎が9月の定期検診で、ガンと診断されたら、
アフラック社は、断固支払い拒否。
前のアヒル保険は、もふなひ訳だし、途方にくれる中村一郎。
一郎クン、郵便局に損害賠償起こしなよ。
事例②へと、つづく。