優利加さんのブログ
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売られても下値を拾う動きが活発
昨日の米国株式相場は小幅高となった(DJIA +99.97 @25,79.39, NASDAQ -7.32 @7,766.62)。ドル円為替レートは106円台前半の前日比やや円安水準での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなったが、上昇銘柄数の方がやや多かった。。東証1部では、上昇銘柄数が1,057に対して、下落銘柄数は982となった。騰落レシオは81.94%。東証1部の売買代金は1兆7810億円。
TOPIX +1 @1,485
日経平均 +13円 @20,419円
大幅安の直後だけに、自律反発狙いの買いがやや優勢となった。8月15日の米債券市場で10年債の利回りが2年債を下回る「逆イールド」が14日に続いて発生した。米景気後退懸念から売りが先行し、日経平均は前場で100円超下げる場面もあった。しかし、中国人民銀行が設定した対ドルでの人民元の基準値が小幅な元安・ドル高水準にとどまり、上海株や香港株などアジア株が上げ幅を広げた。この動きを好感して日経平均も上昇に転じた。
投資部門別売買動向によると、8月5~10日に海外投資家は現物株と株価指数先物を計1兆1757億円売り越していた。売買シェアの7割を占める外国人が売り越しに回れば株式相場が下げるのは当然である。売り越し額は昨年10月以来、約10カ月ぶりの大きさとなった。この外国人の売りに対して買い向かったのが日銀、機関投資家などの国内勢という構図だった。
日経平均の日足チャートを見ると、20,300円前後にある下値支持線で踏みとどまり、昨日に続き本日も陽線で終えた。売られて下げても、下値を拾って買う動きが活発であることを示している。
33業種中18業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、不動産(2位)、建設(3位)、鉱業(4位)、その他金融(5位)となった。
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