7月1日に、俺殿(オイドン)は、右目の網膜剥離症の手術で、鹿児島市立病院に入院。初日に手術を受けて、4日に退院。
母は、近くの介護施設へショートステイで預けた。
網膜剥離症の手術とは、眼球にドリルで穴をあけて、内視鏡を入れて、網膜をなんとかいふガスで、貼り付けるんだよね。
受ける側にとっては、げに怖ろしき手術なり。
なんでも、その網膜剥離症の手術用の最新鋭の医療器械が置いてあるのは、鹿児島大學附属病院と、鹿児島市立病院だけで、町の眼医者さんに、どっちかに紹介状を書くから、選んでくださいといはれ、俺殿は、市立病院を選んだとぢゃ。
手術は、成功と聞かされて、家に帰った俺殿だけど、網膜剥離症の手術って、あとをひくんだよね。デスクワークでも、術後1週間ぐらひは復職できぬ。
ま、それでも、母を施設から呼び戻して、また在宅介護の再開。
ところが、ところが、7月末の再診で、またしても再剥離が見つかって、あぁ、またしても再手術。母は、また車椅子で、介護士に連れられて、施設へと向かった。
在宅介護の意外な蹉跌。 この稿つづく。