野麦峠は、飛騨高山から信州塩尻への峠に位置する。
ボクにしては、文学的だ。どうしても教養の高さがにじみでてくる。
困ったものだ。・・・・・・・・・・なあ~んて冗談はさておき。
昔、仕事で1年間高山にいたことがある。
小京都高山と言われています。
女性に特に人気があります。
高山へ配属になる前に偶然『ああ!野麦峠 女工哀史』を読んでいたので
取引先の女の子なんかとこの本の話をした。
映画化されていたんだが、映画は見たこともない。
びっくり!
その女の子曰く
「大竹忍さん、ロケのとき我が家に泊まっていた。・・・・・」
撮影の間、映画関係者を宿泊させていたというんだ。
本題
人間には、どうしても先入観というものがある。
高山や富山の山間部の若い女性が、無理やり女工になったんだろう・・
・・・・・・と思っていた。この本を読む前までは。
彼女らは、女工になることを嫌がってはいなかった。
ーーーーーどうしても今の感覚で考えてしまうーーーーー
朝鮮の労働者も日本で働くことを嫌がっていなかった。
ソウル大学のイ・ヨンフ名誉教授がユーチューブで述べている。
真偽は、各自の判断にまかせます。
またまた、話は脇道へ
上の話を男性営業マンにした。
またまた びっくり!
彼、曰く
「おばあちゃんにせがまれてこの映画をおばあちゃんと観に行った。」
「おばあちゃんは、映画が始まるとスクリーンに手を合わせ泣いていた。」
「映画が終わるまでずうっとそうしていた。」
ちょうど仏壇に拝むようにしていたというのだ。
心にぐさっとくるものを感じた。