日産、「インフィニティ」を減産－栃木で計１万台

[トロンボーンさん]

　日産自動車が栃木工場（栃木県上三川町）で米国向けの高級車「インフィニティ」の減産に入っていることが分かった。減産幅は９―１０月の２カ月間で計１万台。１１月に欧州向けのインフィニティの新型車「ＦＸ」の生産を始め、当初計画した０８年度の生産台数を確保する考えだが、米国での販売不振が長引けば、下方修正は避けられない。米市場の停滞が国内自動車生産にも波及し始めた。

　米国でビッグスリーやトヨタ自動車などが販売台数を大幅に落とす中、日産は小型車「ヴァーサ（日本名ティーダ）」や「アルティマ」、小型スポーツ多目的車（ＳＵＶ）「ローグ」が好調で、０８年１―８月に７２万台と前年同期比で１・０％伸ばしている。

　ただ、インフィニティは同１・７％減の８万台と不調。このため、栃木工場の生産を落とし、米国で在庫調整する必要があると判断した。

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※なぜ栃木の工場で海外輸出向けを生産するのか分からない。
輸送コストも他の工場に比べて高いし、横浜・横須賀・福岡に全生産を移してもいいと思う。
栃木での日産車のシェアも高くないし、今回を機に見直してほしい！