日経平均 ; 21616.80 (-41.35、2日続落)
TOPIX ; 1568.57 (-2.95、2日続落)
JASDAQ指数 ; 3477.17 (+6.08)
マザーズ ; 899.15 (+3.07)
東証REIT ;2010.38 (-8.13)
日経平均は2日続落。FOMCを目前に控え、一旦利益確定売りが出る展開・・・という感じです。
----------------------------------
日経平均は41円安と続落、売り一巡後は下げ渋る、電機株などは軟調=29日後場
7月29日(月)15時18分配信 モーニングスター
29日後場の日経平均株価は前週末比41円35銭安の2万1616円80銭と続落。朝方は、売りが先行した。「米中通商協議、来年の米大統領選までに妥結困難か」とのロイター通信報道(現地26日)が重しとなった。円が強含むとともに株価指数先物に断続的な売りが出て、午前10時には2万1518円70銭(前週末比139円45銭安)まで下落した。一巡後は、大引けにかけて下げ渋った。ただ、主要企業の4-6月期決算や、30-31日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)など重要イベントを控え、戻りは限定された。なかで、電機株などが軟調となり、指数安につながった。
東証1部の出来高は9億6264万株、売買代金は1兆7443億円。騰落銘柄数は値上がり952銘柄、値下がり1091銘柄、変わらず108銘柄。
市場からは「今週は、主要企業の決算が佳境を迎え、指数に影響を与える可能性はあるが、基本的には個々の銘柄の上下だろう。一方、FOMCや、日米貿易協議、米経済指標などが相次ぎ、相場の決定打になるかを見極める必要があり、ベット(賭け)に出にくい」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、TDK <6762> などの電機株が売られた。ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などのゴム製品株も安い。SUMCO <3436> 、LIXILG <5938> などの金属製品株や、野村 <8604> 、松井証 <8628> などの証券商品先物株も値を下げた。日電硝子 <5214> 、ガイシ <5333> などのガラス土石株や、住友電工 <5802> 、邦チタ <5727> などの非鉄金属株も軟調。
半面、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> などの海運株が堅調。関西電 <9503> 、四国電 <9507> などの電気ガス株も高い。日水 <1332> 、サカタのタネ <1377> などの水産農林株や、ソフバンG <9984> 、NRI <4307> などの情報通信株も買われた。
個別では、エイトレッド <3969> 、邦チタ <5727> 、Vコマース <2491> 、、日テレHD <9404> 、前田工繊 <7821> などの下げが目立った。半面、ピーシーエー <9629> が一時ストップ高となり、イントラスト <7191> 、マックス <6454> 、ホクシン <7897> 、幸楽苑HD <7554> などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が下落した。
-----------------------------------