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物価、8月も2.4%上昇=ガソリン、食品が高止まり
総務省が26日発表した8月の全国消費者物価指数(CPI、2005年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が102.6と前年同月比2.4%上昇し、11カ月連続のプラスとなった。ガソリンや食料品の価格が高止まりし、約16年ぶりの伸びを示した前月と同じ高い上昇率となった。
ただ、指数への影響度が大きいガソリン価格は9月に入って下落しているため、専門家は「CPIは2.4%で頭打ちし、この先は2%を割り込む水準まで低下するだろう」(斎藤太郎ニッセイ基礎研究所主任研究員)とみている。
品目別では食料品の上昇が目立ち、スパゲティ(前年比上昇率33.2%)、食パン(20.0%)などの小麦製品が高止まりした。中国産が敬遠され国産比率が高まっているウナギかば焼き(25.1%)や、揚げかまぼこ(16.0%)も大きく値上がりした。一方、ガソリンの価格水準は一段と上昇したものの、前年比の上昇率は26.4%で、前月から2.3ポイント下がった。
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