TOPIX -8 @1,569
日経平均 -151円 @21,535円
米国の主要株価指数は史上最高値を更新したが、日本株全般は冴えない動きだ。早期の米利上げ観測が円高・ドル安圧力となり、日本株全体の重しとなった。東証1部の売買代金は10営業日連続で2兆円を割り込み、2016年10月3~19日に12営業日連続で2兆円を割り込んだ記録に迫っている。
日経平均の日足チャートを見ると、7月1日以来の保ち合い相場が続いている。今日は上向きの10日移動平均線の下に沈み込んだ。他方、上向きの25日移動平均線が60日移動平均線を下から上に突き抜けようとしている。米ドル金利が下げる状況では円高圧力が高まるので、輸出関連株jを中心に株価を下方へ引っ張る力が常に働いている。
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、電気・ガス(2位)、鉱業(3位)、精密機器(4位)、パルプ・紙(5位)となった。