優利加さんのブログ
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基本的に買い狙いであるが・・・
先週金曜日の米国株式相場は小幅下落した(DJIA -43.88 @26,922.12, NASDAQ -8.44 @8,161.79)。ドル円為替レートは108円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が402に対して、下落銘柄数は1,676となった。騰落レシオは122.70%。東証1部の売買代金は1兆6953億円。
TOIX -14 @1,578
日経平均 -212円 @21,534円
米雇用統計が事前予想よりも良かったため金融緩和への過度な期待が後退して米国株が下げた。中国の規制当局が不動産信託のリスク防止を強化するとの報道で上海株も大幅下落した。これらを嫌気し、さらに国内投信による売り(分配金を捻出するため)も加わり、本日の日本株全般は売りが優勢となった。
他方、需給面では買い余力がある。GPIFは約159兆円の運用資産の内25%を日本株に投資する基本ポートフォリオである。3月末の日本株比率は23.55%だったので、25%に戻すためのリバランスをするだけで、2兆円超の買いが発生する。
日経平均の日足チャートを見ると、本日は陰線で終えたが、上向きの10日移動平均線の上に踏みとどまった。25日移動平均線も上向きなので基本的に買い狙いであるが、悪い材料が連続して飛び出してくれば下押しが深くなることは想定しておきたい。
33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、水産・農林(1位)、医薬品(2位)、繊維製品(3位)、建設(4位)、空運(5位)となった。
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