ジャズバーとゲイバーのルーツが同根であったという話に、驚く。
そして、色街としての新宿の歴史を紐解いた内容の合間には、
三島由紀夫や、なんと夏目漱石の作品までもが登場し、
ゲイの視点から解説している箇所もあって、オモロイ。
★「新宿二丁目」
伏見憲明著 新潮新書 2019.6.20.発行
書籍の24と25ページに、新宿二丁目、三丁目、歌舞伎町の地図が載っている。
オイラがかつてゴールデン街に遊びに行った際、年配の女性なのかオカマなのか判然としないヒトにあそこを握られながら拉致されて、連れられていった店の場所を名刺から確認したら、そこは歌舞伎町2-22-13にあるビル三階「クラブ水晶宮」とあった。
危ないと評判の歌舞伎町で飲んでしまい、ボッタクられなかったのは、
オイラが北方謙三親分風に、自身の武勇伝を披露したからかもしれない。
「こいつ、面倒くさい奴だ」と思っていただけたので、手加減してくれたのだと思われる。
オイラの知り合いは、歌舞伎町のどこかでボッタクリに遭い、数十万円を失った。
危ないながらもせっかくできた縁なので、近いうちにまた是非、遊びにいきたい。そして、その店を拠点にして情報を仕入れ、新宿に少し詳しくなりたいと夢想するのであった。